ジャポニスム(日本趣味)
じゃぽにすむ
English: Japonisme
意味
万博などを通じて日本の浮世絵や工芸品が紹介され、印象派の画家やアール・ヌーヴォーに影響を与えた。
概要
19世紀後半(明治時代初期)、ヨーロッパで起きた日本美術ブームのこと。 開国によって日本の浮世絵や工芸品が大量に西洋に渡り、ゴッホ、モネ、ドガといった印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに衝撃的な影響を与えた現象。
何が衝撃だったのか?
当時の西洋絵画は「遠近法」や「陰影」でリアルに描くのが常識だった。 しかし浮世絵は:
- 大胆な構図: 絵の端っこで人が切れていたり、極端なアップだったりする。
- 平坦な色使い: 影を描かず、鮮やかな色(ベタ塗り)で表現する。
- 輪郭線: くっきりとした黒い線で描く。
これらが「新しい表現の自由」として熱狂的に受け入れられた。
ジャポネズリーとの違い
- ジャポネズリー: 日本の着物を着せたり、背景に扇子を描いたりする「日本風の題材」のこと。
- ジャポニスム: 日本の「様式」や「精神」を取り入れて、自分の芸術として昇華させること(より深い影響)。