一切合切
いっさいがっさい
English: Everything; The whole lot
意味
一切合切(いっさいがっさい)とは、何から何まで、すべて残らずということ。「一切」も「合切」も「すべて」という意味で、それを重ねて強調した言葉。「一切合切を失う」「一切合切引き受ける」のように使い、物や事柄のすべてを包括的に指す。
一切合切(いっさいがっさい)という言葉には、強い「潔さ(いさぎよさ)」が宿る。
捨てる勇気
「一切合切捨てる」と言えば、それは中途半端な整理整頓ではなく、人生のリセットに近い決断を意味する。 ビジネスにおいても、過去の成功体験や古いシステムを「一切合切」捨て去る(アンラーニングする)ことが、新しいイノベーションを生むためには必要な時がある。
隠さない誠実さ
「一切合切話す」と言えば、都合の悪いことも含めて全てを白状することを意味する。 不祥事対応などで、小出しに情報を出すよりも、最初に一切合切を明らかにした方が、結果的に信頼回復が早いこともある(膿を出し切る)。
由来・語源
「一切」も「合切」も、ともに「すべて」を意味する言葉て。これを重ねて強調した表現。「合切」は「合(かつ)て」の音変化とも言われる。
使い方・例文
「部屋の荷物を一切合切処分する」「事情を一切合切話す」
⚠️ 誤用・注意点
「一切」だけだと否定形と共に使う(例:一切知りません)ことが多いが、「一切合切」は肯定文で「すべて」の意味で使われる。
類語・関連語
- 有象無象
- 森羅万象
- 悉皆(しっかい)
- 洗いざらい