急がば回れ
いそがばまわれ
English: More haste, less speed; Slow and steady wins the race
意味
急がば回れとは、急いでいる時ほど、危険な近道を行くよりも、遠回りでも安全で確実な道を通った方が、結局は早く目的地に着けるということ。琵琶湖を渡る船(速いが危険)よりも、陸路(遠いが安全)を行けという歌に由来する。安易な方法よりも着実な手段を選ぶべきという教え。
急がば回れ(Slow and steady wins the race)とは、急いでいる時ほど、危険な近道よりも安全な遠回りを選ぶべきだという教え。 「最短ルート」が「最速」とは限らないという、リスクマネジメントの真髄。
ショートカットの罠
焦っている時、私たちは「魔法の近道」を探したくなる。 怪しげな儲け話、手抜きの工事、安易なコピペ。 しかし、その危うい近道で転んだ時のロス(手戻り)は、遠回りの何倍もの時間を奪う。 バグだらけのコードを修正する夜、私たちは思い知るのだ。
プロの流儀
プロフェッショナルとは、どんなに急いでいても、靴紐をしっかり結ぶ時間だけは惜しまない人のことだ。 地味で退屈な「基本」の積み重ね。 それこそが、実はゴールへの最短距離(ウイニング・ルート)だったと気づくのは、いつもゴールした後なのだ。
由来・語源
琵琶湖を渡る時、比叡山からの強風(比叡おろし)の危険がある最短の航路を行くより、遠回りでも安全な橋(瀬田の長橋)を渡った方が、結果的に早く着くという和歌から。
使い方・例文
「納期ギリギリだが、急がば回れでテストを省略せずにやる」「急がば回れ、基礎からしっかり勉強した方が近道だ」
⚠️ 誤用・注意点
「ゆっくりやれ」という意味ではない。「リスクの高いショートカット(近道)をするな」という意味。確実性こそが最速であるという、リスクマネジメントの真髄。
類語・関連語
- 急いては事を仕損じる
- 堅実第一