一騎当千
いっきとうせん
English: Match for a thousand
意味
一騎当千(いっきとうせん)とは、一人で千人の敵を相手にできるほど、並外れて強いこと。また、その人。「一騎」は馬に乗った一人の武者。「一騎当千の猛者」のように、ずば抜けた実力や才能を持つヒーロー的な存在を形容する際に使われる。
一騎当千(いっきとうせん)の人材は、レバレッジの効く現代ビジネスにおいて、その価値がますます高まっている。
ソフトウェア時代の生産性
工場労働では、優秀な人でも普通の人の2〜3倍程度しか生産性は変わらない。 しかし、ソフトウェアエンジニアの世界では、一人の天才のコードが、千人の凡庸なプログラマの仕事を凌駕する(あるいは不要にする)ことが現実に起こる。 Netflixなどが実践する「少数精鋭(Talent Density)」戦略は、この一騎当千の人材だけを集め、最高の報酬と自由を与えることで、爆発的なイノベーションを生み出している。
真の働き方改革
一騎当千のプレイヤーにとって、管理や制限は害悪でしかない。 彼らに必要なのは、細かい指示ではなく、明確なゴールと裁量権だ。 組織全体を一騎当千にすることはできないが、彼らが輝くための「舞台」を用意することは経営の責任である。
由来・語源
『史記』など。一人の騎兵が千人の敵に当たる。
使い方・例文
「一騎当千の猛者が集まるプロフェッショナル集団」「彼は一騎当千のエンジニアだ」
⚠️ 誤用・注意点
「ワンマン」とは違う。チームワークを無視するのではなく、個としての圧倒的な実力(スキル)があることを指す。現代では「フルスタックエンジニア」や「スーパー営業マン」などがこれに当たる。
類語・関連語
- 国士無双
- 万夫不当