人の振り見て我が振り直せ
ひとのふりみてわがふりなおせ
English: Learn from other's mistakes; Look at others' manners and correct your own
意味
人の振り見て我が振り直せとは、他人の行動を見て、良いところは見習い、悪いところは自分の行いを反省して改めよという教え。他人の欠点は目につきやすいが、自分の欠点には気づきにくいもの。他人を批判する前に、自分を省みる材料にすべきだということ。
人の振り見て我が振り直せ(Learn from other’s mistakes)とは、他人の行動を見て、自分にも同じ欠点がないか反省し、改めること。 他人は自分の姿を映す「鏡」であるという教え。
投影という心理
心理学的に、他人の欠点がやたらと目に付く時、それは自分の中にある欠点(認めたくない影)を相手に映し出していることが多い(投影)。 「あいつは傲慢だ」とイライラする人は、自分の中に抑圧された傲慢さを持っているのだ。
愚者と賢者
だから「嫌な奴」に出会ったらチャンスだ。 彼らは、あなたの背中についているゴミを教えてくれる先生なのだ。 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言うが、さらに上の賢者は「愚者からすら学ぶ」のである。
由来・語源
「振り」とは動作、振る舞いのこと。他人を鏡(手本)として利用せよということ。
使い方・例文
「後輩のミスを笑うのではなく、人の振り見て我が振り直せで、自分も気をつけよう」「上司の横柄な態度を見て、人の振り見て我が振り直せと心に誓った」
⚠️ 誤用・注意点
「他人の粗探しをしろ」ということではない。他人の欠点は目につくが、自分の欠点には気づきにくい。他人という「鏡」を通して、自分自身を客観視せよという自省の言葉。
類語・関連語
- 他山の石
- 反面教師