伯牙絶弦
はくがぜつげん
English: Breaking the strings of one's lute
意味
伯牙絶弦(はくがぜつげん)とは、自分の才能を真に理解してくれる親友の死を悲しむこと。「知音(ちいん)」。琴の名手・伯牙が、自分の演奏を理解してくれた親友・鍾子期の死後、琴の弦を断ち切って二度と弾かなかったという故事に由来する。真の友情の深さを例える言葉。
伯牙絶弦(はくがぜつげん)とは、友情の理想形と、その喪失の悲しみを描いた故事である。
「知音(ちいん)」の由来
この故事から、「自分の心を理解してくれる親友」のことを「知音(音を知る者)」と呼ぶようになった。
ビジネスにおける知音
ビジネスにおいては、自分のビジョンや狂気じみたアイデアを、言葉にせずとも理解してくれる共同創業者やパートナーのような存在である。そのような「知音」に出会える確率は極めて低く、それゆえに失った時の喪失感は計り知れない。
由来・語源
中国の春秋時代、琴の名手・伯牙(はくが)が、自分の演奏を最も理解していた鐘子期(しょうしき)が死んだ際、「もはや自分の演奏を聴かせるべき人はいない」と弦を絶ち切った故事より。
使い方・例文
「彼との別れはまさに伯牙絶弦の思いだ」「知音を失い、伯牙絶弦してしまった」
⚠️ 誤用・注意点
単に「楽器をやめる」「引退する」という意味では使わない。互いに深く理解し合っていた「魂の友」を失った絶望と絆の深さを表す言葉である。
類語・関連語
- 知音
- 水魚の交わり