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背水の陣

はいすいのじん

Burning bridges / Last stand

類語・同義語: 破釜沈船、絶体絶命

背水の陣(はいすいのじん)とは、川や海を背にして陣を敷き、退路を断って決死の覚悟で戦うこと。「史記」に登場する韓信の戦術に由来する。絶対に失敗できない状況で、全力を尽くして事にあたる決意や、追い詰められた状況の例えとして使われる。

最終更新: 2026/1/11

概要

背水の陣(Burning bridges)とは、川を背にして陣を敷き、逃げれば溺れ死ぬ状況をあえて作ることで、兵士に死に物狂いの力を出させる戦術。 絶体絶命の状況で、不退転の決意を固めること。

韓信のギャンブル

名将・韓信は、寄せ集めの弱い兵士で精鋭部隊に勝つために、この危険な賭けに出た。 「逃げ場」を奪うことで、恐怖を勇気に変えたのだ。 現代でも、あえて会社を辞めてから起業するなど、退路を断つこと(コミットメント)の有効性は心理学的にも認められている。

諸刃の剣

ただし、これは天才的な計算があって初めて成立する奇策だ。 凡人が真似をして、単に準備不足で追い詰められた状態を「背水の陣」と呼ぶのは間違いだ。 それはただの自殺行為(犬死に)である。

由来・語源

『史記』より。韓信がわざと川を背にして布陣し、兵士たちに「逃げれば溺れ死ぬ」と思わせて必死に戦わせ、大軍を破った戦術から。

使用例

「これが失敗したら会社は倒産だ。背水の陣で挑むしかない」「背水の陣を敷いて、自分を追い込むことで実力以上の力を発揮する」

関連用語

  • 同義語: 破釜沈船, 絶体絶命
  • 関連: 四面楚歌, 捲土重来, コミット, コミットメント, 絶体絶命
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