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破竹の勢い

はちくのいきおい

English: Unstoppable force

意味

破竹の勢い(はちくのいきおい)とは、竹を割る時のように、猛烈な勢いで物事が進むこと。竹は一度節に切れ目を入れると、あとは一気に割れていくことから。敵を次々と打ち破って進撃する様子や、快進撃を続けるスポーツチームなどに使われる。

破竹の勢い(Unstoppable force)とは、竹が一気に裂けるように、誰にも止められない猛烈な強さで勝ち進むこと。 「破竹」とは、竹を割ること。 竹は最初の節さえナタで割ってしまえば、あとは刃を押し当てるだけでパカーンと下まで裂けることから。

戦いのタイミング

名将・杜預(どよ)は言った。「今の我々は、竹を割るようなものだ」。 一度崩れ始めた敵(竹)には、ためらわずに刃を押し込むべきだ。 ここで手を緩めれば、敵は態勢を立て直し、竹はまた硬くなってしまう。

ブリッツスケーリング

現代のビジネスでも、破竹の勢いは重要だ。 スタートアップが赤字を掘ってでも急成長(ブリッツスケーリング)を目指すのは、この「勢い(モメンタム)」を逃さないためだ。 ライバルが息をしていない間に一気に市場を制圧する。杜預の戦略は今も生きている。

由来・語源

『晋書』杜預伝。将軍の杜預(どよ)が、「今この勢いで攻め込めば、竹を割る時のように(最初の節さえ割れば、あとは刃を入れるだけで一気に下まで割れるように)、簡単に敵を倒せるだろう」と言って進軍し、呉の国を滅ぼした故事から。

使い方・例文

「新製品は発売以来、破竹の勢いで売れ続けている」「彼は破竹の勢いで昇進し、史上最年少で役員になった」

⚠️ 誤用・注意点

「爆竹(ばくちく)」ではない。「破竹(はちく)」である。竹をナタで割ったことがある人なら分かるが、あの「パコーン!」と一気に裂ける爽快感が語源である。勢いだけでなく「誰にも止められない」「スムーズに進む」というニュアンスがある。

類語・関連語

  • 快進撃
  • 飛ぶ鳥を落とす勢い

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参考文献: 晋書

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