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牛耳る

ぎゅうじる

English: Control; Dominate

意味

牛耳る(ぎゅうじる)とは、団体や組織の中心となって、自分の思い通りに支配すること。古代中国で、諸侯が盟約を結ぶ際、盟主が牛の耳を割いて血をすすった儀式に由来する。「組織を牛耳る」「業界を牛耳る」のように、権力を握って操るさまを指す。

牛耳る(Control)とは、組織や団体を自分の意のままに動かすこと。 「会社を裏で牛耳るフィクサー」のように、強力な支配力や主導権を持つことを指す。

生贄の儀式

その由来は血生臭い。 古代中国では、同盟を結ぶ際に「裏切らない誓い」として、生贄の牛の耳を切り取り、その血をすする儀式があった。 その際、最も力のある国の王が、牛の耳を持つ役(執牛耳)を務めた。

ルールの設計者

つまり「牛耳る」とは、単に偉そうにすることではなく、「儀式を取り仕切る=ルールを決める権限を持つ」ということだ。 現代のビジネスでも、市場を牛耳るのは、プラットフォーム(土俵)を作り、ルールを決めた者だけである。

由来・語源

『春秋左氏伝』。古代中国では、諸侯が集まって同盟を結ぶ際、牛の耳を切り取ってその血をすすり合う儀式(執牛耳)を行った。この時、盟主(リーダー)が最初に牛の耳(牛耳)を執って血をすすったことから。

使い方・例文

「彼は長年にわたり業界を牛耳ってきたドンだ」「一部の幹部が組織を牛耳り、若手の意見が通らない」

⚠️ 誤用・注意点

「牛の耳を引っ張って操る」というイメージがあるかもしれないが、語源は「儀式の主催者になる」ことである。したがって、単に威張っているだけでなく、公式なリーダーシップや決定権を持っている状態を指す。現代では「独裁的支配」という悪い意味で使われることが多い。

類語・関連語

  • 支配する
  • 掌握する

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参考文献: 春秋左氏伝

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