親殺しのパラドックス
おやごろしのぱらどっくす
意味
親殺しのパラドックス(タイムトラベル・パラドックス)とは、タイムトラベルが可能だとした場合に生じる論理的矛盾。「もし過去に戻って自分の親(祖父)を殺したら、自分は生まれなくなる。では誰が殺しに行ったのか?」という問題。
時間は修正可能か
この矛盾を解決するために、物理学者やSF作家は様々な理論を考えました。
- 平行世界説: 殺した瞬間に、「親が死んだ別の世界線(パラレルワールド)」に分岐するだけ。元の世界の自分は消えない。
- 自己無撞着原則: 過去を変えようとしても、必ず何かに邪魔されて(銃が不発など)失敗する。歴史は変えられない。
「原因」と「結果」の因果関係をどう捉えるかという、哲学的な問いを含んでいます。
由来・語源
SF作品などで頻出。
使い方・例文
「タイムマシンの実現性を否定する根拠として親殺しのパラドックスが挙げられる」「このSF映画は親殺しのパラドックスをパラレルワールドで回避している」