五十歩百歩
ごじっぽひゃっぽ
English: Six of one, half a dozen of the other
意味
五十歩百歩(ごじゅっぽひゃっぽ)とは、多少の違いはあっても、本質的には変わらないこと。戦場で50歩逃げた者が、100歩逃げた者を「臆病者」と笑った故事から。どんぐりの背比べ。目くそ鼻くそ。低いレベルでの比較に使われることが多い。
五十歩百歩(Six of one, half a dozen of the other)とは、少しの違いはあっても、本質的には変わらないこと。 「どんぐりの背比べ」「目くそ鼻くそ」の上品な言い方。
逃げた事実は同じ
戦場で50歩逃げた兵士が、100歩逃げた兵士を見て「臆病者め!」と笑った。 孟子はこの逸話で「歩数は違うが、逃げた(戦わなかった)という事実は同じだろ?」と諭した。 罪の重さや、能力の低さを比較して「俺の方がマシだ」と安心する心理を鋭く突いている。
本質を見る
ビジネスでも「A社よりB社の方がマシ」といった議論になりがちだが、顧客から見ればどちらも「ダメな会社」かもしれない。 微差にこだわらず、本質的なレベルアップを目指すべきだという戒めの言葉である。
由来・語源
『孟子』より。戦場で50歩逃げた兵士が、100歩逃げた兵士を「臆病者」と笑ったが、逃げたことには変わりないという逸話から。
使い方・例文
「テストで20点と30点を比べても、五十歩百歩だ」「どちらの案も根本的な解決にはならず、五十歩百歩だ」
⚠️ 誤用・注意点
「目くそ鼻くそを笑う」と似ているが、これは「自分の欠点に気づかず他人を笑う」という意味が強い。五十歩百歩は単に「大差ない(レベルが低い同士)」という比較のニュアンスで使われる。
類語・関連語
- 大同小異
- どんぐりの背比べ