五十歩百歩
ごじっぽひゃっぽ
意味
概要
50歩逃げた者が、100歩逃げた者を「お前は臆病者だ」と笑うこと。 程度に差はあるが、本質的には同じであること(どんぐりの背比べ)。 「目くそ鼻くそを笑う」に近い。
故事(孟子)
孟子が梁の恵王(けいおう)に政治のあり方を説いた時の話。 戦場で逃げ出した兵士が二人いた。 一人は50歩逃げて止まり、もう一人は100歩逃げて止まった。 50歩の兵士が「あいつは100歩も逃げたぞ、情けないやつだ」と笑った。 孟子は王に「王よ、どう思いますか?」と聞き、王は「いや、どっちも逃げたんだから同じだろう」と答えた。 孟子は「王様の政治もそれと同じですよ(隣の国より少しマシな程度で自慢してはいけない)」と諭した。