逆鱗
げきりん
Dragon's wrath
類語・同義語: 虎の尾を踏む、勘気に触れる
逆鱗に触れる(げきりんにふれる)とは、目上の人の激しい怒りを買うこと。伝説上の龍(竜)の喉元には、一枚だけ逆さまに生えている鱗(逆鱗)があり、これに触れると龍は激怒して人を殺してしまうという『韓非子』の説話に由来する。普段は温厚な人でも、絶対に触れてはいけないタブーがあるという戒め。
最終更新: 2026/1/12
概要
逆鱗(Dragon's wrath)とは、目上の人を激怒させること。 普段は大人しい伝説の竜でも、喉元にある一枚の「逆さに生えた鱗(逆鱗)」に触られると、激怒して相手を殺すという伝説から。
コミュニケーションの地雷
韓非子は、王様を説得する難しさをこの言葉で表現した。 「君主は素晴らしい知性を持っているが、誰にでも『ここだけは触れてはいけない』という急所がある」と。 それは、コンプレックスだったり、過去の失敗だったり、こだわりの美学だったりする。
上司の逆鱗
現代のビジネスでも同じだ。
- 学歴の話がNGな社長
- 現場軽視の言葉にキレる部長
- 競合他社と比較されるのを嫌うクライアント 有能な人は、最初の雑談で相手の「逆鱗」の位置を探り出し、そこだけは絶対に踏まないように立ち回る。
由来・語源
『韓非子』説難。伝説の生き物である竜は、基本的には人間に慣れ親しんで背中に乗せるほど大人しいが、喉元に一枚だけ逆さに生えている鱗(逆鱗)がある。これに触られると、竜は激怒して触った人を殺してしまう。同じように、どんな君主にも「これだけは言ってはいけない」というタブー(逆鱗)があり、説得する者はそれに触れないようにしなければならない。
使用例
「社長の逆鱗に触れて左遷された」「彼のプライドという逆鱗に触れる」
関連用語
- 同義語: 虎の尾を踏む, 勘気に触れる
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