登竜門
とうりゅうもん
English: Gateway to success
意味
登竜門(とうりゅうもん)とは、立身出世のための関門。そこを通り抜ければ、成功への道が開けるような難しい試験や選抜のこと。黄河の急流「竜門」を登りきった鯉は竜になるという伝説から。芥川賞などが「作家の登竜門」と呼ばれる。
登竜門(とうりゅうもん)は、プロフェッショナルの世界への「チケット」である。
伝説と現実
伝説では、竜門を登った鯉は竜になる。つまり、存在そのものが別次元のもの(ただの魚→神獣)に進化するということだ。 現実世界でも、特定の賞(芥川賞、M-1グランプリ、ショパンコンクールなど)を取ることで、知名度と扱いが一変し、プロとしてのキャリアが約束されることがある。
現代の登竜門
しかし、現代ではWebやSNSの発達により、「たった一つの登竜門」という概念は薄れつつある。 賞を取らなくても、YouTubeやブログから人気が出てプロになるルートが無数にあるからだ。 それでも、「権威ある登竜門をくぐった」という事実は、依然として強力なブランディング(信用)として機能する。
由来・語源
『後漢書』より。中国の黄河上流にある「竜門」という急流を登り切った鯉は、竜になれるという伝説から(鯉のぼりの由来)。
使い方・例文
「芥川賞は作家の登竜門だ」「若手芸人の登竜門的番組」
⚠️ 誤用・注意点
「狭き門」という点では同じだが、登竜門は「入り口」であり、そこがゴールではない。そこを突破することで、その後の華々しい活躍が約束される「スタート地点」というニュアンスが強い。
類語・関連語
- 難関
- 関門
- 試金石