臥薪嘗胆
がしんしょうたん
English: Enduring unspeakable hardships for the sake of vengeance
意味
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)とは、復讐のために、あるいは大きな目的を達成するために、長い間苦労に耐えること。「薪(たきぎ)の上に寝て、苦い肝(きも)を舐める」こと。呉越同舟の故事(呉王・夫差と越王・勾践のライバル関係)に由来する四字熟語。
臥薪嘗胆(Enduring hardships)とは、目的を達成するために、長い間の苦労や屈辱に耐えること。 「硬い薪(たきぎ)の上で寝て」、「苦い胆(きも)を舐める」ことで、敗北の悔しさを忘れないようにしたという、中国の壮絶な復讐劇が由来。
負けを忘れない儀式
人間は弱い生き物だ。喉元過ぎれば熱さを忘れ、悔しさも薄れてしまう。 だからこそ、あえて自分を不快な環境に置き、「なにくそ」という反骨心を常に呼び覚ます必要がある。 これは一種のメンタルトレーニングだ。
執念のエネルギー
健全(ヘルシー)な努力ではないかもしれない。 しかし、歴史を変えるような大逆転は、往々にして「今に見とけよ」という暗くて重い情熱(執念)から生まれる。 敗北を糧にし、それを爆発的なエネルギーに変える力が、臥薪嘗胆の本質だ。
由来・語源
中国の春秋戦国時代、呉王の夫差と越王の勾践がお互いに復讐を誓い、あえて自分を痛めつけて恨みを忘れまいとしたエピソード。
使い方・例文
「臥薪嘗胆の末、ついにライバル企業を追い抜いた」「あれから10年、臥薪嘗胆の日々を送ってきた」「敗北の悔しさを臥薪嘗胆の糧(かて)にする」
⚠️ 誤用・注意点
単に「苦労する」ことではない。「将来の成功(や復讐)のために、あえて今の苦しみを受け入れる」という強烈な執念と目的意識が必要。ポジティブな努力というよりは、歯を食いしばるようなドロドロとした情念を含む。
類語・関連語
- 捲土重来
- 石の上にも三年