画竜点睛
がりょうてんせい
English: Finishing touch; Adding the eyes to the painted dragon
意味
画竜点睛(がりょうてんせい)とは、物事を完成させるための、最後の大事な仕上げのこと。「睛(ひとみ)」は瞳。竜の絵に最後に瞳を描き入れたら、竜が天に飛び去ったという故事から。最後の仕上げを欠くことを「画竜点睛を欠く」と言う。「点晴」と書くのは誤り。
画竜点睛(Finishing touch)とは、物事を完成させるための、最後の大事な仕上げのこと。 「竜を描いて、最後に睛(ひとみ)を点ずる(入れる)」。 この一筆がないと、竜はただの壁の絵だが、瞳を入れた瞬間に命が宿り、天に昇っていくという伝説から。
99点と100点の違い
99点までは誰でも努力でいける。 しかし、最後の1点(点睛)があるかないかで、作品の価値は天と地ほど変わる。
- プレゼンの最後のメッセージ
- 料理の最後のスパイス
- 別れ際の最後の一言
魂を吹き込む
多くの人は、9割できたところで安心して力を抜いてしまう(画竜点睛を欠く)。 「まあこれでいいか」と思った瞬間に、竜は死ぬ。 最後までこだわり抜き、魂を吹き込む「ラストワンマイル」の仕事ができるかどうかが、プロとアマの分かれ道だ。
由来・語源
中国の画家が、寺の壁に描いた竜の絵に最後に瞳(睛)を描き入れた(点じた)ところ、竜が本物になって天に飛び去ったという伝説から。
使い方・例文
「素晴らしい企画だが、最後の詰めが甘く、画竜点睛を欠いている」「このプロジェクトの画竜点睛は、社長によるプレゼンテーションだ」
⚠️ 誤用・注意点
「がりゅうてんせい」と読み間違えやすいが「がりょう」。「点晴(晴れ)」ではなく「点睛(瞳)」。99%までできていても、最後の1%(魂)が入っていなければ、それはただの作り物だ。
類語・関連語
- 総仕上げ
- 有終の美