不即不離
ふそくふり
English: Neutral relationship; Keeping a respectful distance
意味
不即不離(ふそくふり)とは、付かず離れずの関係にあること。「即」はつく、「離」ははなれること。二つのものの関係が、密接すぎず、かといって疎遠でもない、ちょうどよい距離感を保っている状態。または、曖昧ではっきりしない態度を指すこともある。
不即不離(Neutral relationship)とは、「付かず離れず」の関係のこと。 「即」はくっつく、「離」は離れるという意味。 べったりと依存もしないが、完全に無関係でもない、絶妙な距離感を指す。
依存せず、孤立せず
ヤマアラシのジレンマのように、近づきすぎれば互いの針で傷つけ合う。しかし、離れすぎれば凍えてしまう。 ビジネスパートナーや親子関係において、この「不即不離」こそが理想的な距離だとされる。 お互いの自立性(不即)を尊重しつつ、いざという時は助け合える(不離)関係だ。
持続可能な関係
熱狂もしなければ、冷笑もしない。 このバランス感覚は、優柔不断なのではなく「大人の知恵」だ。 綱渡りのような緊張感ではなく、長く付き合っていくためのしなやかな強度がそこにはある。
由来・語源
仏教用語に由来するとも言われる。対立する二つの概念が、別物でありながら密接に関係している状態。
使い方・例文
「彼とは不即不離の関係を保っている」「親会社とは不即不離の距離感で経営する」「政治と宗教の不即不離な関係」
⚠️ 誤用・注意点
「どっちつかず」「優柔不断」というネガティブな意味で使われることもあるが、本来は「ちょうど良い距離感」「調和」を表す言葉。
類語・関連語
- 付かず離れず
- 中庸