不易流行
ふえきりゅうこう
English: Fluidity and immutability (Innovation amidst tradition)
意味
不易流行(ふえきりゅうこう)とは、松尾芭蕉が唱えた俳諧の理念。いつまでも変わらない本質的なもの(不易)の中に、その時々の新しい変化(流行)を取り入れていくことこそが、真の風流であるという考え。伝統を守りつつ、革新を続けることの重要性を説く。
変わらないために、変わり続ける
Amazonのジェフ・ベゾスは「10年後に変わらないものは何か?」を重視しましたが、同時にAmazonは激しく変化し続けています。 これが「不易流行」です。 「お客様を大切にする」という不易(本質)を守るためには、提供するサービスや技術(流行)は、時代に合わせてドラスティックに変えなければなりません。 変化を恐れることは、不易を守ることにはならないのです。
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由来・語源
俳聖・松尾芭蕉の俳諧理念。「不易」は変わらないもの、「流行」は変わるもの。この二つは対立するものではなく、「絶えず新しく変化し続けることこそが、俳諧の変わらない本質だ」と説いた。
使い方・例文
「老舗企業が生き残るには、不易流行の精神が必要だ」 「ブランドの核(不易)を守りつつ、デザインは不易流行で刷新する」
⚠️ 誤用・注意点
「古いものを守り、新しいものも取り入れる」という単なる「温故知新」的な折衷案と解釈されがちだが、もっとダイナミックな概念。「変わらないために、変わり続ける」というパラドックス(逆説)こそが核心である。
類語・関連語
- 創業の精神
- イノベーション