フィアット
ふぃあっと
Fiat Money(フィアット・マネー)とは、国(中央銀行)の信用によって価値が保証されている通貨のこと。金(ゴールド)などの現物資産の裏付けを持たない「不換紙幣」。日本円や米ドルなどがこれにあたる。
最終更新: 2026/1/26
フィアット(法定通貨)とは
フィアット(Fiat)は、ラテン語で「なれ(Let it be done)」という意味の命令形で、転じて「お触れ」「布告」を意味します。 つまり、貴金属としての価値自体はないけれど、王様や政府が「これをお金として使え」と定めたからお金になっているもの、という意味です。
金本位制との違い
かつてのお金は、**「金(ゴールド)との交換引換券」**でした(金本位制)。 銀行に紙幣を持っていけば、いつでも同額の金と交換できたのです。この時代の紙幣の価値は、金の価値によって裏付けられていました。
しかし、経済規模が大きくなりすぎて、金の量に縛られると通貨を増やせなくなったため、1971年のニクソン・ショックで金との交換が停止されました。 これ以降、お金は「ただの紙切れ」になりましたが、国家の信用(徴税権など)を担保に流通する**「管理通貨制度」**へと移行しました。
メリットとリスク
- メリット:
- 政府(中央銀行)が経済状況に合わせて、お金の発行量を自由に調整できる(景気対策など)。
- リスク:
- 政府が信用を失ったり、お金を刷りすぎたりすると、紙くず同然になる(ハイパーインフレ)。
クリプト(仮想通貨)の視点
ビットコインなどの暗号資産が登場したことで、フィアットという言葉が頻繁に使われるようになりました。 「政府が勝手に増やして価値を薄めることができる中央集権的なフィアット」に対して、「プログラムで発行上限が決まっている分散型のビットコイン」という対立軸で語られることが多いです。
由来・語源
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使用例
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関連用語
- 関連: crypto-asset