エントロピー
えんとろぴー
意味
エントロピーとは、熱力学の概念で、「乱雑さ(デタラメ度)」を表す指標のこと。「エントロピー増大の法則」により、自然界のものは放っておくと、秩序ある状態(整理整頓)から無秩序な状態(散らかった部屋)へと一方的に変化し、勝手に元に戻ることはない。
概要
「乱雑さ」や「無秩序さ」を表す物理量。熱力学第二法則において、「閉じた系では、エントロピーは常に増大する」とされます。 簡単に言うと、「物事は放っておくと、自然に散らかり、混ざり合い、秩序が崩れていく」という宇宙の法則です。
例
- 整理整頓された部屋(低エントロピー)は、放っておくと散らかる(高エントロピー)。勝手に片付くことはない。
- 熱いコーヒー(秩序がある状態)は、放っておくとぬるくなる(室温と同じになり、平均化される)。
情報理論におけるエントロピー
クロード・シャノンはこれを情報に応用し、「情報の不確かさ(驚きの度合い)」をエントロピーと呼びました。全く予測できない情報はエントロピーが高く(情報量が多い)、当たり前の情報はエントロピーが低い(情報量が少ない)と定義されます。