栄枯盛衰
えいこせいすい
English: Rise and fall; Ups and downs
意味
栄枯盛衰(えいこせいすい)とは、人や国家、物事が、ある時は栄え、ある時は勢いを失って衰えること。世の中の事象は常に変化し、永遠に同じ状態が続くことなどないという無常観を表す四字熟語。「平家物語」の「沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす」の世界観そのもの。
栄枯盛衰(えいこせいすい)とは、栄えるものはやがて衰え、永遠に続くものはないという世の理(ことわり)。 平家物語の「盛者必衰」と同じく、組織や業界のライフサイクルを表す残酷な真理だ。
新陳代謝のシステム
しかし、これは悪いことではない。 巨大な古木が倒れるからこそ、空いた土地に光が差し込み、新しい芽(ベンチャー)が育つ。 栄枯盛衰は、経済全体を若々しく保つための「新陳代謝」の機能でもある。
奢れる人も久しからず
かつての世界覇者(ローマ帝国や巨大企業)も、頂点を極めた瞬間から衰退が始まっていた。 今が絶頂なら「次」に備え、今が底なら「次」を信じる。 変化し続けることだけが、生き残る唯一の道だ。
由来・語源
草木が茂り(栄)、やがて枯れる(枯)自然の摂理から。平家物語の「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」と同じ思想。
使い方・例文
「平家物語は、まさに栄枯盛衰の歴史を描いた物語だ」「かつての巨大企業が倒産したニュースを見て、栄枯盛衰を感じた」
⚠️ 誤用・注意点
「不安定だ」と嘆く言葉ではない。「今は良くても調子に乗るな」「今は悪くても次は栄えるかもしれない」という、変化を受け入れる達観の言葉。
類語・関連語
- 盛者必衰
- 諸行無常