どんぐりの背比べ
どんぐりのせいくらべ
English: All alike; Choosing between two of a kind
意味
どんぐりの背比べとは、どれも平凡で、似たり寄ったりであり、特に優れたものがいないことの例え。どんぐりはどれも大きさや形が大して変わらないことから。競い合ってはいるが、五十歩百歩で大差がない状況を、少し小馬鹿にして言う場合に使われる。
どんぐりの背比べとは、「どれもこれも平凡で、抜きん出たものがいない」という意味のことわざ。 「五十歩百歩」と似ているが、「小さなもの同士が競っている」という少し馬鹿にしたニュアンスが含まれる。
差別化の罠
ビジネスで「他社より1ミリでも機能を良くしよう」と競争している時、顧客から見ればそれは「どんぐりの背比べ」に過ぎないことが多い。 iPhoneが登場する前のガラケー市場がまさにそうだった。
土俵を変える
どんぐりから抜け出すには、背伸び(スペック競争)をやめて、木になる(全く違う価値を提供する)しかない。 「競合比較表」を作っている時点で、あなたもまだどんぐりの一人かもしれない。 戦う土俵を変えることこそが、コモディティ化からの脱却への近道だ。
由来・語源
日本のことわざ。小さなドングリたちが「僕の方が大きいぞ」と競い合っている微笑ましくも虚しい様子。
使い方・例文
「今の政党はどこもどんぐりの背比べだ」「スペック競争はもはやどんぐりの背比べになっている」
⚠️ 誤用・注意点
「接戦(レベルが高い戦い)」という意味ではない。「低レベルな争い」「目クソ鼻クソ」に近い、冷ややかなニュアンスで使われる。コモディティ化した市場での微細な機能競争などは、顧客から見ればまさに「どんぐりの背比べ」である。
類語・関連語
- 五十歩百歩
- 大同小異