弁証法
べんしょうほう
弁証法(Dialectic)とは、対立や矛盾を否定的に捉えず、むしろ発展の原動力とし、対立する2つの事柄(テーゼとアンチテーゼ)を統合して、より高い次元の結果(ジンテーゼ)を導き出す思考法。
最終更新: 2026/1/28
弁証法とは
弁証法は、古代ギリシャの対話術に端を発し、ドイツの哲学者ヘーゲルによって体系化されました。 その後、マルクスがこれを歴史や経済に応用し(唯物弁証法)、共産主義思想の基礎となりました。
3つのステップ(正・反・合)
- テーゼ (Thesis / 定立・正):
- ある主張や命題。「Aである」。
- 例:「子供には厳しくしつけるべきだ」。
- アンチテーゼ (Antithesis / 反定立・反):
- それに矛盾・対立する主張。「Aではない(Bである)」。
- 例:「いや、子供の自主性を尊重して自由にさせるべきだ」。
- ジンテーゼ (Synthesis / 総合・合):
- 両者の矛盾を解決し、統合した新しい命題。「AでもBでもない、高い次元のC」。
- 例:「基本は自由にさせつつ、道徳に関わる部分だけは厳しく教えよう(メリハリのある教育)」。
らせん的発展
弁証法では、物事は行ったり来たりしながら、らせん階段を登るように発展していくと考えます。 「保守」vs「革新」の対立も、どちらかが完全に勝つのではなく、互いに影響し合って社会全体がアップデートされていく過程と捉えることができます。 ビジネスの会議でも、「反対意見」を「邪魔なもの」ではなく「より良い結論(ジンテーゼ)に至るための材料」として歓迎することが重要です。
由来・語源
(記述募集中)
使用例
(記述募集中)
関連用語
- 関連: