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認知的不協和

にんちてきふきょうわ

English: Cognitive Dissonance

意味

認知的不協和とは、自分が持っている信念と、実際の行動や事実が矛盾している時に感じる、不快なストレス状態のこと。人はこの不快感を解消するために、都合の良い理屈をつけて信念を変えたり、事実を歪めて解釈したりする(正当化)。イソブ寓話「酸っぱい葡萄」が好例。

概要

自分の中で「自分の行動」と「自分の信念」が矛盾している時に感じる、不快なストレス状態のこと。人間はこの不快感を解消するために、都合の良い理屈をつけて、信念のほうを変えようとします。 レオン・フェスティンガーが提唱しました。

イソップ寓話「酸っぱい葡萄」

キツネが高いところにある葡萄を取ろうとしたが、届かなかった(行動:失敗)。

  • 本心:「葡萄が食べたかったのに取れなくて悔しい」。
  • 不協和の解消: 「あの葡萄はどうせ酸っぱくて不味いに決まっている」と思い込む(信念の変更)。これで精神的な安定を保ちます。

タバコの例

喫煙者(行動:タバコを吸う)が、「タバコは肺がんの原因になる(信念:健康に悪い)」という情報を知った時。

  • 禁煙する(行動を変える)のは難しい。
  • そこで、「タバコを吸っても長生きしている人はいる」「ストレス解消のほうが大事だ」と情報を都合よく解釈し(信念を変える)、吸い続ける自分を正当化します。
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