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認知バイアス

にんちばいあす

English: Cognitive Bias

意味

認知バイアスとは、人間が思考や判断を行う際に、個人の経験や先入観、感情、直感などの要因によって、合理的・論理的ではない偏った判断を下してしまう心理現象の総称。脳のエネルギーを節約するための「思考のショートカット(ヒューリスティクス)」の副作用とも言える。

概要

人間の脳が、情報を処理する際に起こす「思考の癖」や「偏り」のこと。進化の過程で、素早く判断するために身につけたショートカット機能(ヒューリスティック)の副作用と言えます。

代表的なバイアス

  • 確証バイアス: 自分の思い込みを肯定する情報ばかりを集め、否定する情報を無視する。「あの人はA型だから几帳面だ」と信じていると、幾帳面な行動ばかりが目につく。
  • ハロー効果: ある対象の目立つ特徴(外見が良い、高学歴など)に引きずられて、他の評価まで歪められる(性格も良いはずだ、仕事もできるはずだ)。
  • 正常性バイアス: 災害時などに「自分だけは大丈夫」「たいしたことない」と思い込み、逃げ遅れる。
  • サンクコスト効果(コンコルド効果): 「今までこれだけ時間とお金をかけたのだから」と執着し、損切りできずにズルズル続けてしまう。

これらを完全になくすことはできませんが、「自分にはバイアスがある」と自覚することで、冷静な判断に近づくことができます。

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