カオス理論(バタフライ効果)
かおすりろん
意味
一見デタラメで予測不可能に見える複雑な現象の中に、ある種の法則性や秩序が潜んでいることを扱う理論。
概要
ほんのわずかな初期条件の違いが、時間が経つにつれて増幅され、予測不可能な巨大な結果の違いを生む現象を扱う理論。 「混沌(カオス)」の中に潜む法則性を探る。
バタフライ効果
最も有名な例え話。 「ブラジルで蝶が羽ばたくと、テキサスで竜巻が起こるか?」 気象学者のローレンツが提唱した。最初の羽ばたきによる微小な空気の乱れが、巡り巡って地球の裏側で嵐を引き起こす可能性があるということ。 これは、「長期的な天気予報は原理的に不可能である」ことを意味する(計算するコンピュータの桁数が無限に必要になるため)。
応用
一見ランダムに見える株価の変動や、心臓の鼓動、社会現象なども、実は単純な法則に基づくカオスである可能性があるとして、複雑系科学の分野で研究されている。