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亡羊の嘆

ぼうようのたん

English: The lament of the lost sheep

意味

亡羊の嘆(ぼうようのたん)とは、学問の道が多方面に分かれすぎていて、真理をつかむのが難しいことの嘆き。「多岐亡羊」。逃げた羊を探しに行ったが、道がいくつにも分かれていて結局見失ってしまったという故事から。方針が定まらず迷うことの例えとしても使われる。

亡羊の嘆(ぼうようのたん)は、「多岐亡羊(たきぼうよう)」とも言い、道(選択肢)が多すぎることによって、目的を見失うことの悲しさを表す。

情報過多時代の「亡羊の嘆」

現代はインターネットにより無限の情報にアクセスできるが、それは同時に「どの情報を信じればいいか」「どのキャリアを選べばいいか」という無限の迷いを生む。

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原点回帰

枝道に入り込みすぎて迷子になる前に、本来の目的(羊を捕まえること)は何だったのか、定期的に立ち返る必要がある。

由来・語源

『列子』より。逃げた羊を追いかけたが、道がいくつにも分かれていて、結局捕まえられなかったことを、思想家の楊朱が「学問も同様に、枝葉末節にとらわれると本質を見失う」と嘆いた故事。

使い方・例文

「情報が溢れすぎていて、どれが正しいのか分からず亡羊の嘆を禁じ得ない」「専門分野が細分化されすぎて、全体像が見えなくなる亡羊の嘆がある」

⚠️ 誤用・注意点

「羊が死んで悲しい」という意味ではない。「道が多すぎて迷う(真理にたどり着けない)」という知的・哲学的な迷走や無力感を指す。

類語・関連語

  • 多岐亡羊
  • 岐路に立つ

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参考文献: 故事成語

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