青菜に塩
あおなにしお
English: Cast down / Dejected
意味
青菜に塩とは、人が元気をなくして、しおらしくしている様子。新鮮でパリッとした青菜も、塩を振ると水分が抜けてしんなりしてしまうことから。失敗を怒られたり、悪い知らせを聞いたりして、すっかり意気消沈してしょげ返っている状態を指す。
青菜に塩の状態になっても、また水をやれば復活する(レジリエンス)。
科学的なメカニズム
言葉の由来通り、野菜に塩をかけると「浸透圧」によって水分が外に出る。 人間も同様に、強いストレス(塩)を与えられると、エネルギー(水分)が奪われて萎縮してしまう。 この状態の部下や同僚に対して、「もっと頑張れ」とさらに塩を塗っても逆効果である。
マネジメントの要
「青菜に塩」になっている人を見かけたら、必要なのは塩(叱咤激励)ではなく、水(休養と肯定)である。 組織のリーダーは、メンバーの状態が「新鮮な青菜」か「塩漬け」かを見極める観察眼が求められる。
由来・語源
新鮮な青菜(野菜)に塩をかけると、浸透圧で水分が抜けてしなしなと萎れてしまうことから。
使い方・例文
「先生に怒られて、彼は青菜に塩の状態だ」「優勝候補が初戦敗退して青菜に塩だ」
⚠️ 誤用・注意点
「ナメクジに塩」も似ているが、こちらは体が溶けて縮む(消滅・大ダメージ)イメージ。青菜に塩はあくまで「元気がなくなる」程度。
類語・関連語
- 意気消沈
- シュンとする
- 手も足も出ない