雨降って地固まる
あめふってじかたまる
English: After rain comes fair weather
意味
雨降って地固まるとは、揉め事やトラブルがあった後は、かえって前よりも良い状態になり、基盤がしっかりするということ。雨が降ると地面はぬかるむが、乾いた後は以前より硬く締まることから。喧嘩した後に仲直りして絆が深まった時などによく使われる。
雨降って地固まるは、チームビルディングの真理である。
タックマンモデル
組織の発達段階を示す「タックマンモデル」によれば、チームは以下の過程を経て成長する。
- 形成期: よそよそしい。
- 混乱期(Storming): 意見が対立し、揉める(雨が降る)。
- 統一期(Norming): 雨が止み、ルールができる(地が固まる)。
- 機能期(Performing): 成果が出る。
必要なプロセス
多くのリーダーは「混乱期」を避けようとするが、本音でぶつかり合うこの時期を経ないと、本当に強いチーム(統一期)には到達できない。「雨」は避けるものではなく、必要なプロセスなのだ。
由来・語源
雨が降って地面がぬかるんでも、乾いた後には以前よりも地面が硬く締まることから。
使い方・例文
「喧嘩をしたことで二人の絆が深まった。雨降って地固まるだね」「プロジェクトの危機を乗り越え、チームの結束力が強まった。雨降って地固まるだ」
⚠️ 誤用・注意点
トラブルの最中に使うと「他人事」に聞こえるので、解決した後の締めくくりとして使う。
類語・関連語
- 怪我の功名
- 災い転じて福となす