北九州市
きたきゅうしゅうし
北九州市は、福岡県の北部に位置する政令指定都市。人口約92万人。九州の玄関口であり、関門海峡を挟んで本州(下関市)と接する。
北九州市とは
**北九州市(Kitakyushu City)**は、福岡県の最北端に位置する政令指定都市です。関門海峡を挟んで本州(山口県下関市)と向かい合っており、九州の玄関口としての役割を担っています。
1963年(昭和38年)に、門司・小倉・戸畑・八幡・若松の5つの市が対等合併して誕生しました。これは、日本の政令指定都市制度における第1号の指定(神戸、名古屋、京都、大阪、横浜と共に)でした。
ものづくりの街と世界遺産
北九州市のアイデンティティは「鉄」にあります。 1901年に操業を開始した官営八幡製鐵所は、日本の産業革命と重工業化の牽引役となりました。2015年には、「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として、関連施設がユネスコ世界文化遺産に登録されました。
現在でも、日本製鉄をはじめ、安川電機(ロボット)、TOTO(衛生陶器)など、世界的なものづくり企業が本社や拠点を構えています。
公害克服と環境未来都市
高度経済成長期には、工場の煙による大気汚染で「空が七色に煙る」と言われ、洞海湾は「死の海」と呼ばれるほどの深刻な公害問題を経験しました。 しかし、市民(特に女性会)、企業、行政が一体となって環境改善に取り組み、奇跡的に青空と青い海を取り戻しました。 この経験から、現在は**「環境未来都市」**や「SDGs未来都市」として選定され、リサイクル産業や風力発電などのグリーン産業の集積地として世界から注目されています。
主要エリアと観光
7つの行政区(門司、小倉北、小倉南、若松、八幡東、八幡西、戸畑)それぞれに特徴があります。
- 小倉(こくら): 市の中心地。山陽新幹線の小倉駅があり、駅ビルや商店街、小倉城などがあります。「旦過市場(たんがいちば)」は北九州の台所と呼ばれます。
- 門司港(もじこう): 明治・大正期のレトロな洋館が立ち並ぶ「門司港レトロ」地区が有名。名物グルメの「焼きカレー」や「バナナの叩き売り発祥の地」としても知られます。
- 八幡(やはた): 製鉄所の企業城下町。皿倉山からの夜景は「新日本三大夜景」の一つに数えられ、「100億ドルの夜景」と称されます。
課題
長らく人口減少と少子高齢化に直面しており、政令指定都市の中で最も高齢化率が高い都市の一つです。 若者の定着を図るため、IT企業の誘致や、子育て支援策の充実に力を入れています。映画やドラマのロケ地誘致(フィルムコミッション)にも積極的で、街全体で撮影を支援する体制が整っています。
由来・語源
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使用例
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関連用語
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